Layn新体制を語る（渡辺陽菜）
渡辺陽菜
自分の中でぐちゃぐちゃになっていたとき
みんなのおかげでようやく自分もちょっと強くなれた
「よろしくお願いします！渡辺陽菜です。インタビューってあんまりやったことなんで、なんか刑務所の面会とか警察の取り調べ面接みたいで緊張します笑。もちろん入ったことはないですよ。なんか変な感じですね笑」
──これまでのLaynの活動のなかでもっとも印象に残っている瞬間ってありますか？
「個人的に1番思い出に残っているのは、3回目のワンマンライブで、すごいメンバー５人がひとつになったライブだったんですけど、『赤い糸』という曲のとき、演出的にも最高のものをやってもらったんですが、メンバー全員の私たちの絆がしっかり見えた、絆が強まった曲、パフォーマンスができたような１曲になった手ごたえのようなものを感じた瞬間が思い出に残っています」
──メンバーとの関係性はどんな風にいつもつくっていますか？
「私自身けっこう人見知りなので、いつも2、3枚ぐらい壁を張って人と会話してるんですね。多いときは5枚ぐらい笑。それが完全に砕けたのが、なんかみんな一緒に体調悪くなったときがあって、それが初めてのワンマンライブの直前とかで、逆にそのピンチがメンバー間の絆みたいなものをより強くしてくれた時期が個人的ありましたね。もともと仲は良かったんですけど、もっと家族のような存在に、お互いがなっていったという印象ですね」
──Laynの新体制が5月3日（土）ワンマンライブ「documentary 〝adolescence″」でスタート。グループが新体制となって、今期待していること、ワクワクしてること、ありますか？
「3月からミニ首都圏ツアーなどをさせていただいたりとかして、４人体制でやっていた時期もあったり、バタバタだったんですが、やっと６人体制となって、５月にまわる東名阪ツアーもみんなに告知できて、落ち着いてこれからLayn（れいん）ができるな、って思っています。自分たちもそうだけど、やっぱお客さんにワクワクしてもらうことが大切だなって思っていて、ワクワクをみんなもいっしょになって届けられるのかなって思っているのが今です。去年があまり自分で進んだ感じがしなかったのがすごく悔しかったので、今年はなんかもっとグループが前進できるようにしたいなって思ってるのが今の気持ちです」
──“進めていなかった”というのは、どういう部分で？
「去年とか一昨年とかは、なんか色々決まっていたことをやっていったり、動いてる感じはあったんですけど、グループとして個人的には安定している感じがあんまりなかったのが悔しくて、新体制になって“よし、前進するぞ”って感じです」
──新メンバーが入り、新体制となり、1番やってみたいこと、また自分自身もグループとしても含めて期待してることって？
「大型フェスに出たいです。2025年は夏フェスにもっと出たいなって思うし、そこからより多くの人たちに知ってもらえることがあると思うので、大きなフェスに出たいなって思ってます。あと、もっとグループ感を強く、グループの一体感をもっとみんなに届けていきたいから、日々頑張りたいなって思っています。それができていけば、もっともっとお客さんを盛り上げていけるなって思います」
──新体制ではどんな形のものを、どんな姿をお客さんに見せれたらなと思ってますか？
「熱量をもっとあがったステージを見せたいです。いつもコンセプトに沿ったライブしているんですけど、そのコンセプトをちゃんとみんなに伝わるようなパフォーマンスだったり、ステージにすることでお客さんの熱量とメンバーの熱量を一致させて盛り上がるのライブを常に披露したいです」
──５月に新加入した新メンバー・真野琴々菜さんの印象はどうですか？
「もともとみんな個性豊かなで、似ている子がいないのがLaynで、バランスがすごい取れているんですけど、真野さんはどことなくLaynのカラーもでているし、Laynのメンバーっぽいなっていう要素もありながら、人柄がオープンな感じで安心感があって、頼りになるなって思っております」
──グループではどんな存在になっていくと思いますか？
「パフォーマンスも強いし、可愛らしい印象もあって、偉そうにいうと期待大って感じです笑。まだ私もわからないんですけど、今までのLaynにないタイプだと思うこともあって、歌い方とかも魅力的で、すごい好きです、私。新しいスパイスをグループにくれるかもって思ってます」
──個人的にこれからどんな挑戦をしていきたいか、聞きたいです。
「グラビア雑誌に載りたいです。グループではグラビア担当でして、撮影会などにも出演させていただいてるんですけど、Laynに会いに来てくれるファンの方を増やすチャンスでもありますし、もっと多くの人、多くのジャンルの方々にLaynを知ってもらうためにも個人としてグラビア分野での自分を伸ばしていきたいなって気持ちがあります」
──目指しているグラビア像などはありますか？
「男性にも女性にも好かれる人間でありたくて。私、わりとかわいい系の水着が好きなんですけど、男の方って、あんま可愛い系よりも、シンプルめな感じが好きだったりするんですよ。いろんな人の希望に応えたいという部分でバランスを取るのが難しいですが、自分の好きなかわいいを配信していきたいという気持ちを持ちつつ、自分らしさを確立していきたいですね」
──ご自身で思う自分の特徴・武器はなんですか？
「私はファンの方からよくステージとしゃべるときのギャップがあるっていわれていて、そのギャップはひとつの特徴であり、魅力だと思っていて。グループではセクシーお姉さん担当なので、ライブ中はわりとお姉さんしているんですけど、しゃべると“元カノに会いに来たよ”みたいなあざとさもっていきたいです」
──“元カノ”とは？？？？
「なぜか、よくファンの方々に“元カノに似ている”っていわれるんですよねぇ～笑。雰囲気とか壁なくしゃべれるとか、いろんな要素があると思うんですけど…。とくに初めてきてくださる方の80％くらいの確率で“初恋の人”か“元カノ”に似てるから会いに来ました！って言われるので、多分私に会ったら私のこと忘れられなくなると思います。そう思ってもらえば、好きになってくれる人もいるし、いい武器になっているのかなって笑。でも元カノなのがちょっと切ないんですけどね…。哀愁みたいなものがあるっていわれることありますが、おいしい武器になっていると思っています。トークレッスンしてくれている先生にも“元カノのほうがインパクトあるし、おもしろいからいいよ”ってアドバイスもらっているで、これを伸ばしていきたいと今は思っていて、なかなかほかにいないキャラなので、もっとあざとさを磨きます笑」
──アイドルとして1年後、どんな自分になっていたと思いますか？
「最近自分の中で自分が似合うキャラクターというものを確立できたと思ってて。なんか私が好きなアイドルさんはわりとかわいい系の方が多くて、でも自分とはたぶん系統がちがうような気がしていて。ずっとここ何年も悩んでたいたんですけど、最近やっとこの確立できたものをもっと伸ばしていきたいなって思っています。大きいステージとかに立ちたいなっていう野望はあるんですけど、私はグループがすごく好きなので、まずはLaynの楽曲をひとりでも多くの方に愛してもらえたらいいなって思います」
──今、応援してくれている方々に伝えたいことありますか？などあったら
「いや、いつも本当にみんなからいただくものがとっても多くて。みんなのパワーで自分が成り立ってる部分があって、すごく嬉しいなって思っていて、自分の中でぐちゃぐちゃになっていたとき、みんなのおかげでようやく自分もちょっと強くなれた、自分の中での正解を見つけられて、まだまだここから伸びいていけると思うので、期待して見ててほしいです。もっとみんなのことを笑顔にできるように、そんな推しメンになれるようにもっと努力していきたいなと思うので、これからも愛してください」
──そんなファンの方々と見たい景色、作っていきたいもの、今後の野望をお聞かせください
「もっとLaynの輪を広げていきたい！ ファンの方と広げていきたいなって思ってて。大きいステージももっと立てれるように、そのためにもっともっとわたしたちを好きになってくる方が増えたらいいなっていうのが気持ちです！！」
──今のマイブームはなんですか？
「はい。タロット占いです。趣味とか特技がないんですけどやっぱ特技があったほうがいいじゃないですか。占ってもらって、おもしろそうと思ったわけではないんですけど、つづけられるものをを考えようと思って、タロットにハマったときがあって、買ってみようと思って買って、よく家でやってます。もともと手相占いとか好きだったので、横浜の中華街に行ったときは毎回見てもらったりしていたんですけど、タロットとかも自分でできるようになったらいつでもできていいなって、武器にもなるかなと思ってやってます」
──最近メンバーに助けられたエピソードってありますか？
「日々助けられっぱなしなんですけど、体制が変わって、フォーメーションが変わって、毎回同じ間違えをしてしまうところがあって、そこを臨機応変に助けられてるなって思うのと、のどとか壊したりとかしたときとかもサポートとかしてて、みんなで助け合っております。助けられてます」
──新体制を漢字2文字で表すなら
「漢字2文字で“勝負”。いろんなことに挑戦していきたいし、2025年は本当に勝負の年だと思うから、1年間、もう1日も無駄にしたくないので、ちょっとでも前進していけるように頑張りたいと思います」
