スタッフなりのNAKED Layn vol.15 無銭単独ライブレポート
Laynは主催無銭定期ライブを月に2回開催しているのですが、どんなことが行われてるかを詳しくレポートしてみることにします。
この日の無銭ライブはメンバーの若葉なゆが生誕祭のリハ中に体調不良で倒れてしまって、本人不在で行うことになってしまった生誕祭のリベンジ公演でもある。
まずは、たまに野外ライブなんかでよくやるSE(メメント・モリ)なしの、いきなり『雨乞いダンス』。どんな会場でもどんなコンディションでも、雨乞いダンスは会場が一体になれる楽曲。ぐるぐるぐるみんな回ってます。
そして生誕ならではの『主人公(若葉なゆver.)』。最近Laynを知ってくれた方のために説明すると、『主人公』という楽曲は元々メンバーの誰かが主役のver.がある楽曲で、SELENEでやったワンマンライブで初めて全員ver.を披露したという経緯があります。サビの一体感が気持ちよく、右手を天に突き上げると会場と一体化できるのでオススメです。
お次は神宿さんの『はじまりの合図』のカバー。若葉なゆの思い入れの深い楽曲で、神宿さんの新メンバーオーディションのテーマ曲。自分自身がLaynの新メンバーとして活動をスタートしたことと重ね合わせて、生誕でやりたかった楽曲。
そしてサンボマスター『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』をソロでカバー。今回のテーマが魔法少女まどか☆マギカで、その原作から伝わってきた恋愛を越した愛を語りたかった。とライブ前に本人が言ってました。途中でステージを降りてフロアでお客さんと一緒に合唱するなど、アイドルのライブではあまり見ないシーンで、単独公演ならではの演出。
Laynのオリジナル楽曲に戻って『赤い糸』。楽曲の世界観と、天井が低く少し閉塞感のある会場(悪口ではない笑)ならではの、不思議なグルーヴが感じられた。そんな中、世界が広がるようなイントロが印象的な『花束』。最後のサビで全員でダンス抜きで歌唱するシーンが印象的。『赤い糸』~『花束』の曲順はこういった主催単独ならでは。運営的に対バンだと怖くて組みづらいかも。
そして久々のFLOWER。無銭定期でのお約束である復活曲。前体制とはまた違ったFLOWER。例えるなら前体制が青色の花なら、現体制は色とりどりになった花。それぞれの個性が、それぞれの色の花を咲かす。ちょっとわかりづらいことでしょう。知ってます。
新曲『花のように』。正直この楽曲がアイドルシーンでどう育っていくか、ステージの世界観もまだまだ5割くらいしか完成されてない。フロアにいるお客さんの楽しみ方もどう育つのか楽しみ。
『とぅるんとぅるんマスカレード』と『転生少女』で最後を締めくくるような、Laynならではのステージとフロアの熱量。この狭い会場(悪口ではない)ならではのカオス感というか、単独公演ならではの盛り上がりがここにあったと思う。
ものすごく整った環境というわけではないからこそ、熱量で伝えようとする公演になっていたと思う。
終演後の物販は、Laynは主催公演でしかやってないグループ集合チェキがあったりと、対バンライブにはない内容もチラホラ。こんなことしてほしいなどなど意見があれば教えてください。
次は11月14日と25日に同じ場所であります。もう少しお客さんが集まってくるようになれば、会場を広げたいなぁと考えています。この場所があったからこそと思えるような無銭公演を一個一個大切にしていきたい。
友達誘って遊びに来てね~
【セトリ】
『NAKED Layn vol.15』
@渋谷MsmileBox
1.雨乞いダンス
2.主人公(若葉なゆver.)
3.はじまりの合図(神宿COVER)
4. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ(なゆソロ-サンボマスターCOVER-)
5.赤い糸
6.花束
7.FLOWER
8.花のように
9.とぅるんとぅるんマスカレード
10.転生少女
アンコール
11.FLOWER