だって君は主人公
ひとまずLayn 4th ONEMAN LIVE『主人公』が無事終了できてすごくホッとしています。1週間くらい前から台風の噂を耳にして、最近雨乞いダンスやりすぎてたなと不安になっていたら、まさかの台風がドン被りするという最悪な展開に。。。新幹線もバスも止まってるし。。。
そんな中でも来ていただいたお客さん、これなくてSNSを通して応援してくれたお客さん、本当にありがとうございます。
前回のワンマンライブ『赤い糸』のときに、今までの『産声』から始まった“居場所のない僕らの物語”的なLaynの集大成のようなライブをつくれたと思っていて、今回の『主人公』はさあ次どうする?からはじまりました。
楽曲の方向性はほぼほぼ固まっていて、それはライブアイドル業界で勝ち抜くための知恵として短い楽曲を増やすっていうこと。『主人公』に関してはLaynの個性としてアイドル楽曲にはあまりないコード進行やメロディーラインを意識したこと。
ただメインテーマの言葉と歌詞が全然浮かばないなぁと悩んでいたときに、藤原新也さんの『祈り』という展示会と出会いました。
世界中を回って、いろんな人間の死を撮り続けた展示会だったんだけど、その展示会終わりに主人公のワンフレーズが出てきました。
“それぞれの世界 それぞれの人生 僕らは雑踏の中で何を想う?
踏み出したその足が動く限り 君はこの世界の主人公”
居場所のない僕らが、もう誰がどう見てもLaynという居場所を見つけて、次のステップは彼女達が主人公になることだなと。
そこから歌詞をばーっと書き上げて、主人公というタイトル通りメンバーそれぞれのバージョンをリリースしました。
ただ僕が伝えたいメッセージは、ステージの上にいる人たちだけが主人公ではなく、フロアにいるお客さんや、Laynとかアイドルとか関係なく、自分の人生を自分の足で生きてる人は全員その物語の主人公だってことだったので、ラストはメンバーバージョンの『だって僕は主人公』から『だって君は主人公』に変えて本編を終わるっていうのは決めてました。そういう意味でジャケ写は“主人公の隣にいる主人公”という意味で主人公から見た隣で汗をかいて何かに夢中になっている人間を描いてもらいました。
主人公メンバーver.のリリースから約半年、『誰がために鐘は鳴る?』『オープニングタイトル』を経て、そして個人目標に押しつぶされそうになりながらももがいて抗って成長していくメンバーから、最後の最後にお客さんに向けて、「だって君は主人公」というメッセージの重さは一夜では表現できないものだなとライブを観ながら思ってました。
次の開催場所は新宿BLAZE。パンパンになったSELENEを観て、いよいよLayn&れいんちゅの挑戦も唯事ではなくなってきたなとうれしくなった。
Layn 5th ONEMAN LIVE『月と太陽』
Laynを大きくしたいのはもちろん、じゃあ具体的に何をやるのか!?僕もアイドル業界に完全に身を預けて3年目なので、そろそろ結果出します頑張ります!
これからもっと面白い存在になっていくので、引き続き応援よろしくお願いします。
プロデューサー丸本